ファンのあり方 ~【宇宙戦艦ヤマト2199】に関して

 あくまで一般論です。誰かとは特定しません。
 結構きついことを書いていますが、平に容赦をお願いいたします。

 【宇宙戦艦ヤマト2199】に関して、不快感を示している人がいます。特にキャラクターデザインに関して、猛烈に嫌悪感を示す人がいます。
 別にそれはそれでいいと思います。特にキャラクターデザインというものは、それぞれの好みが如実に発揮されるものであるからです。

 ただ、問題は、それをキャラクターデザイナーやスタッフ陣にとどまらず、それを受け入れているファンにまで不快感を表している人がいることです。不快感を通り越して、人格面を否定している発言まですることもあるようです。

 もちろん、私もアニメのキャラクターデザインをすべて肯定しているわけではありません(むしろ80年代後半から90年代前半のキャラクターデザインこそが至高のものであるとする若干古い世代の人間です)。生理的に嫌悪感を覚えるデザインや作品もあります。
 だからといって、それらのファンの人格面まで否定しません。
 あくまで趣味は、人格をなす一面に過ぎません。私も、他人の人格面を趣味の面から否定できるほど、立派な趣味ではないでしょう。大体、私の好きな作品列挙すれば、『一体全体何千億人の犠牲者が出ているんだ!、不謹慎な!』という事になります。
 【ガンダム】シリーズを代表にしたSF戦争アニメも、最近問題視されている“子供兵士”の方面からも非難される可能性はあるでしょう。
 ましてや【ガンスリガー・ガール】とかは、いろいろな意味で問題ですね。

 ヤマト2199を否定する人の気持ちも理解できます。確かにあのキャラクターデザインは、微妙ともいえます。
【ヤマト】という作品を愛する――もしくは思い入れが強すぎるあまりの暴言に近い発言というのも、理解できます。
 ですけど、ここは不特定多数の人が見るネットという空間です。いくら書いている本人が“こんなブログ”と書いていても、誰が観ているかわかりません。なので、発言には少し配慮を持ったほうがいいのではないでしょうか?。

 過ぎた愛情は、得てして善くない結果をもたらします。
 ちなみにファンでもなんでもない人間からすると、熱狂的なファンは生理的に受け付けないものです。


 ちなみに今回のヤマト2199は、私の採点は――このPV第二段の水準を維持できるなら――99点ですね。え、なぜ100点ではないかって?。そりゃ2199年だからです。


 しかし、この種の議論は、過去の作品のリメイクや続編で間違いなくでてきますね。ついこの間でも【ガンダム】シリーズの最新作でも同じようなことになってましたし…。

 シリーズのファンは、とりあえず応援しましょう。批判は建設的に。ましてや人格面まで否定するような発言は控えましょう。


では、長寿と繁栄を。