固定翼機搭載型護衛艦が…。 今日は海の日なので

 FNNニュース《日本政府、艦載機として新たに「F-35B」導入を検討》
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00249845.html
 『日本の次期主力戦闘機として導入予定のステルス戦闘機「F-35」について、日本政府は、ヘリコプター搭載型護衛艦の上でも運用できる別のタイプの機種を、艦載機として新たに導入することを検討していることがわかった。
 現在建造中の“ヘリコプター搭載型護衛艦”といえば、22DDHのことですね。全長248m全幅38mで、基準排水量1万9500トンで満載排水量2万7000トンという、どこが“護衛艦”なのか突っ込み入れたくなるほどに堂々たる艦容です。大きさでいえば、イギリスの〔インビンシブル〕級VSTOL空母よりも一回り大きいですね。
 写真は、22DDHの前型である〔ひゅうが型〕ヘリコプター搭載護衛艦1号艦〔ひゅうが〕です。この艦も『どこが“護衛艦”?』と突っ込みたくなる艦ですね。まあ私個人的には、戦後1隻目のヘリ航空母艦(軽空母)ということに脳内で妄想しています。
 22DDHは、〔日向型〕軽空母よりも全長で50mほど長くなっているので、さらに空母にふさわしい外見になっています。

 一説には、進水が8月23日らしいですが、その次の日は【宇宙戦艦ヤマト2199】最終第七章上映開始で、そのさらに翌日は【スター・トレック イントゥー・ダークネス】上映開始だったりします。艦好きには印象的な出来事が続きますね。

 しかし、22DDH、艦名が気になります。〔日向型〕軽空母に続いて旧国名を採用するはずですが、〔大和〕は永久欠番、〔陸奥〕は縁起の面で無理らしいので、〔日向〕の前型で空母改装計画もあった〔山城〕〔扶桑〕か空母にされた〔加賀〕あたりですしょうかね。
 で、その22DDHにF-35B搭載されたら、名実ともに航空母艦の誕生ですね。艦種は”固定翼機搭載型護衛艦”ですね。


 では、長寿と繁栄を。 by コッド少佐